2010.08.20

和洋

久しぶりの夢日記。

部屋が二つある。和式と洋式。
どちらの部屋にも自分の頭の中から散らかされた過去の記憶や、イメージがゴミ置き場のように山盛りになっている。

ああこれはもう一生懸命引かなくなってしまったピアノの切れっ端だ。
おお、これは今となっては無くしてしまったキラキラ輝く知性のかけらだ。
昔に行った事のある旅行先の懐かしい風景も混じっているぞ。

などと懐かしくも自分の頭の中身を色々と漁ってみる。

さて、部屋を整頓しないといけないことに気付いた。

和式の部屋には淡い色合いの大風呂敷があり、すかさず’大風呂敷を拡げて’ゴミを包み隠すことにした。
ゴミの中から先の尖ったものが突き出していない限り、風呂敷にくるんでしまえば畳の部屋は一通り綺麗に見えた。

さて、洋式の部屋はというと、、、重厚な紫檀の書棚がぎっしりと壁に据え付けてありA-Zのインデックスが予め記されている。
このゴミの山を整理整頓して収めていくのか、と思いゾッとする。しかし什物は然るべき場所にあってこそ、洋部屋が美しくなることを理解している。

おお、これはナルホド和洋の精神構造の違いそのものだぞ!とヒザを叩いた瞬間目が覚めた。
唯物論的世界にどっぷりしている生活への無意識からの警鐘かもしれない。

いや、単に現在の住居が100年モノのドイツ式アパートだから和式家屋が懐かしいのかな?

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2010.07.29

Bad

Bad といっても英語で「悪い」という単語ではありません。
ドイツ語ではお風呂を意味します。(バートと読みます)
また、Badという単語が付く地名がドイツに多く見かけられますが、これは水と空気が綺麗な場所、という意味を含む事が多いそうです。

さて、ドイツの都市には非常に多くの市営プールが存在します。
これらのプールも全てBadと呼びます。地名+Badがそのままプールの名前を成す事が殆どです。
冬季に開館する屋内Badと、夏期のみ営業の屋外Badがあり、夏期は特に日光浴を楽しみにしているドイツ人にとってBadは重要な施設となります。
屋外のものは大抵広々とした芝生があり、泳ぐ以外にも寝そべってリラックスできるスペースが用意されています。売店なども完備されており、オヤツからビールまで揃います。

私の所属する研究所から徒歩で5分の場所にもBadがあります。
実験系とはいえ、ほぼ一日中イスに腰掛けて行う仕事の性質上、心身ともに気分転換を図る必要があります。
特に、この夏は研究室内が35度を越す日もあり、コーヒーを飲む気にもなれないので近所のBadへと出掛けました。

Bad_2

私が通うBadは一回3ユーロです。
入場後、日本のプールのように更衣室があって、シャワーがあって、、、というプロセスは一切なく、水着を着用してBadへ赴き入場門をくぐれば、芝生を駆けてそのまま飛び込む事も可能な程自由に溢れています。
(勿論ですが利用者はしっかり入水前にシャワーを浴びていました。)
また、帽子着用義務もないし、飛び込み放題だし、腕時計付けていても文句なし。あくまで個人の責任を重んじるのがこちらの社会なのでしょう。

さて、入場後はのんびりと過ごすのが一番です。
芝生に寝転がって、暑くなったらプールで泳いで、雲を眺めて、本を読んで、再び泳いで、冷たいビールを飲んで(飲んだら泳がない。死ぬかと思った)。

研究所を出る時に1時間泳いだら帰ろう。と心に決めて、十分のんびりしたから帰ろうかな、と時計を見てみるとまだ30分程しか経過してなく、如何に普段忙しく時間を過ごしてしまっているのか思い知らされました。

そういうわけですっかり気に行ってしまい、この夏はしょっちゅうBadを利用しています。
たまに利用者が少なくて広大なプールと芝生が貸し切り状態の時があります。
そういう時には、もう一生プール付きの家なんて購入しなくても良いからBadが近所にあるドイツの街ににずっと住みたいなぁ、と子供じみたことを考えながら、プールサイドの芝生でボーっとしています。

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2010.04.12

税関について

ドイツ税関は厳しい事で有名らしいです。
テレビ番組では、税関職員が如何に敏腕で国の為に日々働いているか、という番組まであります。(特番ではないのがもっとオドロキ)

外務省海外安全情報のHPで、ドイツフランクフルト空港の税関職員が厳しすぎるから気を付けて、というのが載っていました。
使用済みのノートPCですら課税対象としてがっぽりもっていかれる、とのことです。

僕がドイツに到着した際は、そのことを知っていたので出来るだけ観光団体みたいなの後に付いていきました。
しかし期待外れで、申告エリアに職員の一人も見当たらなく拍子抜けしました。
なにせ2人で背負っているカバンには、ノートPC3台、ビデオカメラ、新品1.5GHDD他など行商と見られても絶対に言い逃れできない程、ハイテクの国から来ました!を丸出しでした。

さて、程なくして、それよりも日本から別便で送ったでっかい荷物が税関で引っかかっているという通知が郵送されてきました。
実は中には新品中古含めて、20kg分の書籍が収められており、
研究室のボスからは、相当支払い要求が来るから覚悟しておけよ、と脅かされていました。

しかしその当日、税関の建物が市街中心から相当遠い、という理由で定年退職した教授が久しぶりに研究所に来るついでに取りに行ってくれる、とのことになりました。
そうして重たい荷物を持って来てくれた老教授に尋ねると、課金なし。とのこと。
教授は、日本からの研究者が自分の為に書籍を持ってきた、と現地で(ドイツ語で)説明してくれたところあっさり無課税にされたそうです。
これは、取りに行ってくれたのがドイツの教授だったこともあると思います。それにしてもドイツの教授って凄いですよ。またこれについては書きます。

恐らく僕が一人で行ったら、まず言葉が出来ないのでNGだったでしょう。
ドイツへ届く荷物の税関チェックはかなりの率で耳にし、税関職員はしっかり任務を遂行していると見えるので、invoice等は気をつけようと思いました。

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ドイツからの小包便

ドイツから日本(海外)へ荷物を送ることについての雑記です。

通常のはがき、封筒なら自販機等で切手を買って、ポストに入れればOKです。
自販機ではコインは丁度の金額を入れましょう。お釣りを期待していると、お釣り分の切手が発行されます。
また、Deutsche Postのホームページで自分の住所が予め印刷された切手をオンラインで購入することもできます。
http://www.deutschepost.de/
航空便のはがき、封筒の時は表に大きく国名と、"AIR MAIL"もしくは"LUFT POST"と書きます。

さて、それ以上大きな荷物を送る場合についてです。
ドイツ郵便にはDHLが参入しており、料金、荷物の体系が滅茶苦茶に複雑です。

以前、ドイツより日本へ非常に大切な品物を送ることがありました。
郵便局に行ってパンフレットを見るものの、どれが良いのか良く分からないけれども適当に安いのに決めて、送り状を作成して料金を払いました。
"DHL Päckchen International"というサービスで送りました。

送り出したのは3月、この記事を書いている4月の時点で1カ月経ちましたが、未だ届いたという連絡はありません(ちなみに航空便です)。
実は先々週程から不安になり、郵便局で貰ったレシートを頼りに追跡しようとWebにアクセスし、頑張ってドイツ語サイトの追跡サービスにたどりつき、何度も何度もトライしましたがなしのつぶてです。
何かオカシイと思い、DHLサイトなどを読んでみると、追跡・保険サービス一切なしの運送形態だったようです。
青ざめてみても、恨んでみてももう、致し方ありません。
しっかり調べて契約書を読まなかった僕が悪いのでした。

もう少し待てば届くのかもしれませんが、あと数ユーロ出したらpremiumというものになるらしく、これで普通の(日本のような)郵便が送れるのなら絶対そうしたほうがいいと思います。
また以下の二つのサービスは別物です。お気をつけてください。
DHL Päckchen International (ペックヒェン)
DHL Paket International (パケート)

大海に僕の思い出を詰めたボトルを流し、それが相手に拾われることを願っている気持ちです。

追記:
発送から2ヶ月経った昨日、到着したとの連絡が入りました。小包は一体どんな旅をしたのでしょうか・・・
とにかく、一歩間違えると普通じゃ考えられない時間が掛かりますので、気をつけましょう。

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3度目の新装

一区切りとしてブログを一新(一掃)しました。

副タイトルにありますよう、生物学→電脳(情報学)を経て現在また生物学で頑張っています。
2009年9月に博士号を取得して後、現在ドイツで研究生活を送っています。まだまだ海外生活は長くなりそうです。

さて、相変わらずモノグサでこれまで以上に記事を書く頻度も減りそうですが、日常のメモ代わりにと書き記していきます。
また、ドイツでの生活の際、困った時はインターネットで検索、ブログが上位に引っかかり、解決。が結構あったので、苦労したこと、役立ち情報を思いつけば書いて、どなたかのお役に立てれば、と思います。

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