インクカートリッジ禍
先月ドイツでEPSONのプリンター&スキャナー複合機を買った。
カラーブラックのカートリッジ、USBケーブルセットで70ユーロ。
(こちらではケーブルが同梱されていませんのでご注意)
印刷する量にもよるが、あまりにもインクの減りが早いのでebay.deでチップリセッタ−を購入した。
チップリセッタ−とは、インクカートリッジ自体に組み込んであるインク残量をカウントするチップに、
電気信号を送り残量情報をリセットするための機器である。
購入したリセッタ−を使用してプリンターにセッティングした後、プリンタユーティリティーで確認すると、カートリッジ情報が”不明”と表示される。何度反復してみても使用可にはならなかった。
購入したパーツ店よりの付属文章をよく読んでみると、「インク残量が1/3か1/4までしかリセットすることが出来ません。空のカートリッジには使用できません」とあった。
どういうことかと、様々な海外サイトで情報収集してみると、どうもカートリッジ内部に「空気センサー」なるものが仕込まれており、空になったという情報をキャッチしてカートリッジを使用不可にしてしまう、メーカ側の小細工がなされている模様だった。
これが一旦作動すると、もうリセッタ−は使用できないことになる。
購入して1ヶ月でプリンター本体よりもすでに多額のインク代金を払わされていることと、この中身の見えないカートリッジに苛立ったので、本当にセンサーがあるかどうか観察してみた。
以下、画像。PCのカメラで撮影したのでボケています。

カートリッジ背面のチップと、その裏面にこっそり配置してあった、インクと直接接触するセンサー

センサーへのインク供給通路
研究室にある古いHPのプリンタは印字がかすれるまで使えるのに。
ちなみにプリンタによって”空”と判断されたカートリッジの内部からは充分なインキが流れ出て参りました。
こういうものは、消費者による購入前の選択の余地が無いのが悔しい。
追記:正規品のカートリッジは、ドライバーの残量表示が半分以上あっても、リセッターを使用するとその時点で「使用不可」になりました。ご注意を!
ただ、コンパチブルなカートリッジ(サードパーティーの廉価版)にリセッタを使用したところ、問題なく使用できるようです。


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